【フィンランドとクロアチア続報】大統領選と国民投票の結果

22日、フィンランドで行われた大統領選挙。欧州共通通貨ユーロ支持者のサウリ・ニーニスト氏（国民連合党）は、最終的に37％の票を得て、第１回投票においては勝利した。２位につけたのは、18.5％で元環境相のペッカ・ハーヴィスト氏（緑の党）だ。2週間後の2月5日に、この２者による決選投票が行われる。

元外相のパーヴォ・ヴァイリネン氏（中央党）は、惜しくも17.5％で3位だった。ハロネン現大統領の社会民主党は、過去30年間ずっとヘルシンキで国家元首を務めてきた。2週間後には、国民連合党か緑の党から新しい大統領が誕生する。

Image:europeanpeoplesparty22日、クロアチアで欧州連合(EU)への加盟の是非を問う国民投票が行われた。その結果、約67％の賛成票を得て、欧州連合(EU)への加盟が決定した。投票率は50％で低迷。

ザグレブの国家選挙委員会の報告によると、全投票用紙の4分の1の得票数を数えた結果である。2013年7月1日に28番目の欧州連合(EU)加盟国が誕生する。旧ユーゴスラビアからはスロベニアに続いて2か国目である。
Image:jad99



ツァイト誌（Zeit Online）
http://www.zeit.de/politik/ausland/2012-01/finnland-praesident-wahl

ツァイト誌（Zeit Online）
http://www.zeit.de/politik/ausland/2012-01/kroatien-eu-beitritt?google_editors_picks=true