延坪島砲撃から2年
2年前の11月23日、朝鮮半島西側の海上の境界線に近い韓国の延坪島(ヨンピョンド)が、北朝鮮により砲撃された。韓国軍の兵士2人と民間人2人が死亡。
韓国政府は追悼式典を行い、首相や大統領候補らが防衛への決意を改めて表明した。金滉植(キム・ファンシク)首相は、ソウル市の戦争記念館で、北朝鮮の攻撃について「冷酷で残虐な行為だ」と改めて非難した。さらに、「どのような挑発にも徹底的に反撃し、領海・領土とも一歩たりとも譲らない」と強調した。
また、韓国軍は延坪島で、北朝鮮の攻撃を想定した訓練を行った。
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by Mark Scott Johnson2年前の北朝鮮による攻撃の理由は「韓国がこの地域で軍事演習を行ったから」だと推測されている。
北朝鮮の国営通信社、朝鮮中央通信社(KCNA)は22日、「延坪島を沈めることができなかったのは残念なことだ」という朝鮮人民軍の談話を伝えた。さらに、「記念式典を開き挑発するならば、延坪島に第2の悲劇が待っている」と警告した。
リア・ノヴォスティ通信社
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