「私のロシアは乞食です」
ミスコンテストのひとつ「ミス・アース」のロシア代表ナタリア・ペレヴェルゼワさん(24)は、容姿ではなく、自国ロシアについての予想外の発言でセンセーションを起こしている。シュテルン誌オンライン版が19日、報じた。
「ミス・アース」は24日、フィリピンで開催される。「ミス・アース」は環境保護の大使であるために、政治的テーマについても質問された。中国代表は、回答を放棄、ほとんどの候補者は、自国をほめたたえた。
その中で唯一、ペレヴェルゼワさんは、
私の祖国ロシアは、貪欲で不誠実で神を信じない人たちによって、容赦なくバラバラに引き裂かれています。私のロシアは、乞食です。ロシアは高齢者や孤児たちを支援することができない。
と語った。
「自国を誇りに思うところは?」という質問には、まず、
「ロシアの美しさ」や
「人々の親切心」など、多くの称賛のことばを並べた。一方で、
「汚職」や「血まみれのコーカサス紛争」、「低賃金と少ない年金」などを批判した。世界各国から多くのツイート
反プーチン派の人々は、ミス代表の手厳しい批判を大歓迎。彼女の政治的態度を歓迎するツイートが全世界から多く寄せられているようだ。あるユーザーは
「ミス・ロシアのその美しい容姿だけではなく、それ以外にも誇りに思う」
とツイート。
ミス・アースは、2001年に始まったミスコンテストで、ミス・ユニバース、ミス・インターナショナル、ミス・ワールドと並ぶ世界4大ミスコンテストのひとつと数えられている。
シュテルン誌(Stern Online)
http://www.stern.de/「ミス・アース」のロシア代表サイト
http://www.missearth.tv/delegates_russia.php