地域経営のためのローカル・マニフェスト講座
政策シンクタンクPHP研究所のPHP地域経営塾では10月より、「ローカル・マニフェスト」をテーマとした講座を開設する。
PHP研究所は、終戦直後に松下幸之助氏が創設し、出版活動を始め、国内外の根幹に関わる問題の各種研究・提言活動を行う在野のシンクタンク。その中に設けられたPHP地域経営塾は、「地域を経営する」という発想にもと、地域経営の「ビジョン」と「戦略」を掲げ、地域に貢献する人材の養成を目指した活動を行っている。
今回開講される「マニフェスト」は、トップマネジメントに求められる経営感覚、地域経営に必要な「ビジョン」と「戦略」を具体化し、実現させるための組織統治力の育成、さらには地域経営者を志す人々のネットワークの構築を目的としている。
松下幸之助の不易の理念と最新経営手法を盛り込んだ画期的なプログラム
「地域経営力」の重要性が益々高まるこれからの時代に、マニュフェストを地域経営成功のための武器として活用できれば、これほど心強いことはない。松下幸之助氏の経営理念を基盤としてPHP総研が培ってきたノウハウに、最新の企業経営手法を織り込んだ全く新しい地域経営を知ることの出来る講座だ。プログラムは以下のとおり、
第1回『地域経営の起点としてのマニフェスト』<講師> 北川正恭 (早稲田大学教授)ほか
第2回『よりよい「ローカル・マニフェスト」をつくる』<講師> 荒田英知 (PHP経営塾長)ほか
第3回『いかに「入るを図り」「出るを制す」か』<講師> 木村俊昭 (地域活性化伝道師)ほか
第4回『地域を経営するビジョンと戦略の描き方 』<講師> 末吉興一 (元・北九州市長)ほか
第5回『マニフェスト・サイクルの確立に向けて 』<講師> 西寺雅也 (元・多治見市長)ほか
第6回『マニフェスト実践報告会』<講師> 北川正恭、西寺雅也ほか
会場は、PHP研究所 東京本部、受講料は15万円(全6回、税込み)。我こそは地方経営の覇者たらんという高い志をもつ諸姉諸兄には、見逃せないプログラムではないだろうか。