大統領になれたら財産はいらない？ロシア富豪プロホロフ氏テレビ討論会で約束

The Telegraph紙によると、2日の夜（現地時間）放送された大統領選立候補者のテレビ討論会で、ロシアの大富豪ミハイル・プロホロフ氏は、
と発言した。

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他の立候補者が、1990年代に彼が成功していった過程で、事実上は略奪していたと、非難した後にこの発言が出た。プロホロフ氏は、10億ドル（約760億円）を大統領辞任後の生活のために残しておくつもりだともコメントした。

現在の予想では、大規模な抗議運動が起こっているにもかかわらず、プーチン首相の勝利が確実である。ロシア新興財閥、プロホロフ氏の支持率は1桁にとどまっている。
4日にはモスクワで、昨年12月の下院選挙以来3度目の大規模な抗議運動が計画されている。気温は零下20度を予想されるが、5万人がクレムリン正面の広場へ行進する予定である。

今回の抗議内容はこれまでと同じく、昨年12月に行われた下院選挙のやり直しと、独裁主義的な政治システムの変革に加え、2003年に脱税の罪などで逮捕されたミハイル・ホドルコフスキーなど40名以上の「政治犯」の釈放も要求している。



・The Telegraph

・ミハイル・ホドルコフスキー/Wikipedia