朝日新聞社が実施した全国世論調査によれば、菅内閣の支持率は39%で、1週間前に実施した前回調査の48%から大きく下落している。
下落の原因は、菅首相の消費税率10%の表明にあるのではないだろうか?!
消費税引き上げについては、菅首相の説明や対応を「評価しない」が前週の50%から63%に増え、「評価する」は30%から21%に減った。
今回の参院選では、民主党と自民党の2大政党がどちらも消費税率10%を掲げているが、過去に、自民党が消費増税を唱えて大敗している。「国民は理解してくれている」などと思い込まないほうがいいだろう。
ただし、菅内閣が支持率を大きく下げたからといって、自民党17%、みんなの党6%などのほかの政党とは、まだまだ差が大きいようだ。