『第22回参院選』で、民主党の獲得議席は44で、2007年時に獲得した60議席、2004年の50議席をも下回った。
自民党は51議席を獲得し、第1党の座を自民党に奪われた。
また、与党の国民新党の獲得議席はゼロ。与党は過半数を大きく割り込んだことで、国会運営の主導権を失った。
一方、公明党は9議席、共産党3議席、社民党2議席に終わり、共産党と社民党は選挙区での議席は獲得できなかった。
参院選初挑戦となった新党では、みんなの党は10議席を確保。たちあがれ日本と新党改革は、それぞれ比例選で1議席を獲得した。
菅首相は民主党内の混乱を避けるため、役員人事を9月の党代表選後に先送りする意向を示している。
落選した千葉法務相についても、参院議員を失職した後も、9月の党代表選までは続投させる考えである。
読売新聞