災害はすべての人に訪れた
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、多くの人が被災しています。被災者の中には老人、子供、病人なども含まれ、避難所生活の困難さはさらに悪化しています。
もちろん中には手話がないとコミュニケーションを取れない人もいます。そのような方のためのサービスが開始されました。
手話通訳サービス
NPO法人「シュアール」が、インターネットを利用したSkype(スカイプ)、MSN Messenger、google Talkで遠隔手話を提供するサービスを無償で提供しています。
パソコンやアイフォーンなどでテレビ電話を起動し、被災者が手話通訳者に伝え、それを通訳者が通訳するというものです。
手話通訳できる方、ぜひ参加を
設定は簡単、まず、自分のパソコンに、Skype、MSN Messenger、Google talkをダウンロードし、shuwa.jishin@gmail.comへメールをして、各パスワードを受け取り、シフト時間帯に待機して被災者からの連絡を待ちます。
被災されたろう者の方は、シフト表を確認して、該当の時間帯に、Skype:shuwa-jishin、MSN messenger:shuwa-jishin@hotmail.co.jp、Google talk:shuwa.jishinのアカウントにコンタクトすると、通訳とコミュニケーションがとれます。インターネットにつながる環境でなければならないことや、通訳者がいない時間帯には使えないことなど不便はありますが、非常に役に立つシステムです。
シュアール 東北地方太平洋沖地震緊急遠隔手話通訳ネットワーク
http://shur.jp/jishin/