南相馬市長、youtubeで世界に訴え

3月11日の東日本大震災で発生した福島第1原発事故により、原発から半径２０～３０キロ圏内の屋内退避指示が出ている福島県南相馬市。

大きな被災地でもある同市では、3月29日現在で、約1800 世帯が破壊され、301 人が亡くなり、1180 人ほどが行方不明のままです。

地震や津波による直接の被害だけでも甚大であるにもかかわらず、原発の事故による屋内退避指示に対して、桜井勝延市長がyoutubeで、世界にむけてメッセージを送りました。

市長は、動画の中で、物資もなかなか入りづらい状況で、政府や東京電力からの情報も不足していることを訴え、ボランティアも物資輸送も自己責任で入らざるを得ず、市民が兵糧攻めにあっていると訴えています。

動画には英語の字幕がつけられていて、世界中からの注目を集めています。4月2日現在のアクセス数はすでに11万を超えています。



youtube"SOS from Mayor of Minami Soma City, next to the crippled Fukushima nuclear power plant, Japan "
http://www.youtube.com/watch?v=70ZHQ--cK40&feature=player_embedded

南相馬市
ttp://www.city.minamisoma.lg.jp/