ネット選挙ドットコム
 ネット選挙ドットコム

災害対応も「国家機密」 情報収集衛星(IGS)に疑問の声

業界動向
国政
地方自治体
ネットサービス
海外
その他
お勧め
ネット選挙の新着30件






























災害対応も「国家機密」 情報収集衛星(IGS)に疑問の声

このエントリーをはてなブックマークに追加
活用実績が見えない「IGS」
政府の情報収集衛星(IGS)は大規模災害への対応も運用目的に掲げられているが、東日本大震災において、同衛星の活用実績が見えないことから、防災の専門家からは「もっと活用すべき」との声が上がっている。

枝野幸男官房長官は
利用できるものは利用している
と、強調しているものの、その具体的な内容については「国家機密」ということから、説明がなされていない。多大な予算を投じた、情報収集衛星に対し、一部から疑問の声があがっている。

東北太平洋沖地震
大災害時には利用できるように
情報収集衛星(IGS)は、北朝鮮のミサイル発射などをうけ、2003年に打ち上げられて以来、総額7000億円もの予算が投じられ、事実上の偵察衛星として機能している。東日本大震災のような、大規模災害では、広い範囲の観測が可能な、人工衛星からの画像が重要になる。

東日本大震災では、宇宙航空研究開発機構の衛星「だいち」や、福島第1原発事故に関して、米国の商業衛星が画像を提供し活躍しているが、情報収集衛星(IGS)の画像は災害時においても非公開となっている。

情報収集衛星(IGS)利用について、衛星の災害時の利用に詳しい、東京工業大学大学院の翠川三郎教授は
衛星の軌道などはすでに知られている話。公開のデメリットもあるだろうが、この大震災でまったく情報が出てこないのは不思議
と、指摘した上
公開についてのルールを議論し、被害が甚大な時は利用できるようにしてほしい
と、述べている。

外部リンク

内閣調査室「情報収集衛星について」(PDFファイル)
http://www.cas.go.jp/jp/gaiyou/jimu/pdf/igs.pdf

時事ドットコム『情報衛星、貢献見えず=災害対応も機密の壁-専門家「公開、活用を」』
http://www.jiji.com/
(トップページへのリンク)

Amazon.co.jp : 東北太平洋沖地震 に関連する商品
  • エストニア議会選、最大野党・改革党が第1党に(3月6日)
  • 在外投票でインターネット投票が可能に 総務省(8月11日)
  • 【ブラジル】労働者党、ルラ元大統領を大統領候補に指名(8月7日)
  • 国内初のネット選挙を実施!つくば市(8月4日)
  • 政治議論も安心!トークン機能をつけた「ポリポリ」ベータ版を公開(7月28日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    「選挙」と「議会」の情報公開診断シリーズ
    記事検索
    独自調査記事






    アクセスランキング トップ10










    お問い合わせ