菅首相は1日、民主党が参院選マニフェストで掲げた「国会議員定数削減」について、秋に召集する臨時国会に法案を提出して実現を目指す考えを示した。
民主党は参院選マニフェストで、「衆院比例定数を80、参院定数を40程度」削減するとしている。なお、民主党以外の政党も、議員定数の削減をマニフェストに掲げている。
枝野幹事長はこれを受けて、「秋の臨時国会に提出することを基本としながら、各党にご相談したい」と述べた。
また、菅首相は消費増税については、「介護サービスの潜在需要にほぼ充当できるだけの財源を充てれば、少なくともその分野は拡大していく。1兆円規模くらいがあれば、かなり改善する」と述べ、新たな財源の使い道として、介護分野の雇用創出などに1兆円規模をあてることで、経済成長につなげる構想を掲げている。