昨年9月の政権交代後、初めての国政選挙となる『第22回参院選』が24日公示され、7月11日の投開票に向けた選挙戦に入った。
立候補の受け付けは、24日午前8時半から午後5時で締め切られる。
与党が引き続き過半数を維持するには、参院選で56議席以上を獲得する必要がある一方、過半数割れすれば、自民党時代のように参院で与野党の勢力が逆転する「ねじれ国会」の再現となるだろう。
民主党、自民党が提起した消費税率10%への引き上げが最大の争点となるが、現在自民党と連立を組んでいる国民新党は増税反対を唱えている。また、社民党はすでに連立を脱退しているが、普天間飛行場の県内移設に意義を唱えているため、参院選後にこれらの党との連立は難しいと思われる。
参院選初挑戦の新党改革、たちあがれ日本、みんなの党などがどれだけ得票できるかが鍵であろうか。