民主党の樽床国会対策委員長は、松山市の街頭演説で、「年金、医療、介護の抜本改革の財源として消費税を否定しないが、物事には順番がある。国民にお願いする以上、まずはわれわれ国会議員の定数を思い切って削減していく。とくに衆院の80議席削減の法案はできていて、私の手の中にある。参院選で勝たせていただいたら、即座に国会に出す段取りを進めている」と語った。
国会議員の数が多いことは以前から議論になっていたが、自民党は減らせずにきていた。「減らすから、票を入れてくれ」というのは、なにか取引のようでいかがなものかと思うが、民主党が勝利した場合には、忘れずに衆院80議席の削減を実行してもらいたいものである。