沖縄県名護市の市議選が投開票され、普天間飛行場移設反対を支持する候補者が16人当選し、過半数(定数27)を占めた。
候補者は37人で、市長派は18人、反市長派は17人。有権者数は4万4932人。投票率は72.07%だった。
政府との決裂が決まったようなものだが、仙谷官房長官は翌日の記者会見で、名護市議選の結果について「民意の表れのひとつとして、虚心に受け止めたい」と述べた。
また、「普天間飛行場移設計画や負担軽減の具体策について地元の意見を聞き、誠心誠意説明して理解を求めるという態度を貫く」と話し、引き続き地元の理解を得るよう努力する考えを示した。