任期を勤め終えて
1月20日に1期4年の任期を迎え、都知事選への出馬も噂されている東国原前宮崎県知事が、自身の公式ブログ『そのまんま日記』で、『退任』と題する挨拶を発表した。
挨拶はまず、県民や議会、職員へのお礼から始まり、特に職員の奮闘に謝意を表明。また県民の世論調査で『東国原県政を評価する』とした人が90%という結果となったことに、達成感を示した。
自身の実績
東国原氏はまた、自分が「県政に対する信頼回復」「郷土宮崎への自信と誇り」を最大の目標としていたことを確認。リーマンショックを始めとした厳しい社会情勢の中で、「緊急経済雇用対策」「道路や港湾のインフラ整備」「入札契約改革等の行財政改革」など、多数の施策を実施してきたとアピールした。
さらに昨年全国的に話題となった口蹄疫の問題に関しても、『一定の道筋を付け引き継げた』としている。
正に、今、時代の変革期
それから現在の日本の状況について、財政が極めて厳しく、先行きが不透明であること。そうした中でも社会保障や景気回復、地方分権などに取り組まねばならず、『正に、今、時代の変革期を迎えています』と強調。県民に対しても強い自覚や覚悟を要望した。
『退任』挨拶の中では今後の進路などは語られなかったが、最後に東国原氏は下記のように話を結んだ。
これまで、本当にお世話になりました。重ねて、県民の皆様方の県政へのご理解・ご協力・ご支援に御礼を申し上げますと共に、県の益々の発展及び皆様方のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。
編集部 宗近 明
そのまんま日記 1月20日:
『退任』
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