議員報酬は必要ない?
6日に投開票が行われた愛知県のトリプル選挙。結果的に河村たかし名古屋市長の圧勝に終わったが、国会議員からは早くも賛否両論、また落選候補者へのねぎらいツイートなども見られた。
ネット上で極めてはっきりとした反対表明を行っているのは、自民党の三原じゅん子参院議員。7日付の自身の公式ブログでこのように語っている。
『河村劇場は圧勝の結論を出した。しかし違和感を感じているのは私だけではないはず』
『妻が取締役、長男が議員から代表を継いだのその会社はかなり景気がいい中小企業だそうだ。議員報酬は必要ないわけだから、、、、、余裕であろう』
『このマスコミの誘導を(一部のワイドショー)、ただの風と思ってはいけないはずだ。もう、国民は騙されない目を持つべきだ』
今回の圧勝は、耳障りが良いという指摘もある河村市長の訴えを、メディアが好意的に取り上げすぎ、結果として独裁的な手法を許すのではないか、という危惧を表明した。
河村市長の市民感覚は優れている
反対に肯定的な見解を表明しているのが、同じ自民党所属の衆院議員 菅原一秀氏。7日の早朝に更新したブログにおいて、こう語る。
『ポピュリズムといわれようが、市民の感覚で一連の動きを主導してきた河村氏の動きは刮目すべきだろう』
『名古屋の反逆児は、今や名古屋の主流となった』
ブログの最後においてやや懸念ともとれる発言をしているものの、国会議員時代からの豪快な河村市長の人柄を好意的に振り返った。
twitterでも
またtwitter上においても、立候補者などから様々な呟きが行われている。
当選した大村秀章新知事
『一夜明けてTV出演、取材が続きます。百五十万県民のご支援の重みを噛みしめ、公約実現の決意を固めています』(2月7日 AM8:15)
知事選で落選した重徳和彦氏
『しげとく和彦です。今朝は豊田市駅前にて朝立ちをし、皆様にご挨拶申し上げました。54万6610人ものご支持をいただき、本当に勇気がわいてきます。これからも皆さんと一緒に、前へ前へ進んでいきたいです』(2月7日 AM9:13)
知事選で落選したみんなの党 薬師寺氏に対し、同党小野次郎議員
『愛知知事選、薬師寺落選。三度名古屋入りして応援した僕は悔しい。今回、二大政党政治&古臭い地方政治の両方を突破する「お株」を河村・大村ペアに奪われちゃったね。追い風無しの「劇団ひとり」で32万以上支持を集めた薬師寺は実力つけたなあ・・』(2月7日 AM10:27)
国会議員にとっても、それぞれの立場で明日は我が身の選挙であったようだ。
編集部 宗近 明
三原じゅん子議員 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/juncomihara/菅原一秀議員 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/isshu-sugawara/大村秀章新知事 twitter
http://twitter.com/#!/ohmura_hideaki重徳和彦氏 twitter
http://twitter.com/#!/shigetoku2小野次郎議員 twitter
http://twitter.com/#!/onojiro