比例代表候補として自民が公認
自民党は9日、今夏に行われる参院選の比例代表候補として、SPEEDの今井絵理子氏の公認を決定した。
今井氏は自民党本部で手話を交えながら、約30分にわたる記者会見を行い、立候補を決意した理由について語った。
今井氏は冒頭で、
今回、立候補を決意しました、今井絵理子です。
今日は、初めてのこの場所なので、すごく緊張していますが、きちんとお伝えしたいと思います。(自民党ニュースより)
とあいさつ。
「政治は希望」
今井氏は、立候補を決意したのは「聴覚障害を持つ長男の存在」が大きいことを明かした。また、自民党から立候補を決めたのは、同党の山東昭子参議院議員から誘われ、山東氏の人柄や思いに共感したからだという。
地元の沖縄が抱える普天間基地の辺野古移設問題に関しては、
基地の負担を軽減したいということは、皆さん同じ、共通の思いであると思っています。私は、自分の目で見て、沖縄の方々の声をきちんと直接聞いて、そこで真剣に取り組めたらなと思います。(自民党ニュースより)
との考えを示した。
今井氏は国会議員になった場合も、今後もSPEEDとしての活動は続けていくという。ほかのメンバーは、今井氏の出馬に対し、彼女の決断を尊重し、応援すると励ましてくれたようだ。
今井氏は「政治は希望」だとして、障害を持っている子どもたちやその家族が、より明るい希望を持てる社会づくりをしていきたいとの決意を語った。
(画像は自民党ニュースより)
自民党ニュース 今井絵理子氏 参院選立候補にあたっての記者会見
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