「日本との友好は、ドイツの外交政策において重要ないしずえである。」
ドイツキリスト教民主同盟(CDU)/キリスト教社会同盟(CSU)連邦議会会派代表のフォルカー・カウダー氏が、6日から10日にかけ、3度目の来日を果たす。今回の来日には、CSUの州グループ代表であるゲルダ・ハッセルフェルト氏と会派外交政策報道官のフィリップ・ミスフェルダー氏が同行する。
カウダー氏の訪日は、アンゲラ・メルケル首相の意向を受けて行われるものである。カウダー氏は、
「日本との友好は、ドイツの外交政策において重要ないしずえである。ドイツと日本は、数十年来、近い価値観と友情で結ばれている。」
と語った。
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Volker Kauder/dirk@vorderstrasse.de長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出席
カウダー氏らは、7日、東京で岡田克也副総理や玄葉光一郎外務大臣らと会談を行う予定である。会談では、「ユーロ債務危機」や「エネルギー政策」について意見交換が行われる。
また、大阪の大学でカウダー氏による「ヨーロッパの発展」と題した講演も予定されている。9日にはメルケル首相の代理として、長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出席する予定。

CDU/CSUのプレスリリース
http://www.cducsu.de/Titel__pressemitteilung_22769/Inhalte.aspx