ロムニー氏が1ポイントのリード
11月6日の大統領選を前に、22日、3回目であり最後のテレビ討論会が南部フロリダ州ボカラトンのリン大学内で行われる。今回の討論では外交政策が大きな焦点となる。
最新の世論調査によると、米大統領選はこれまでにないほどの接戦を繰り広げている。20日に発表されたラスムッセン世論調査の結果によると、共和党候補のロムニー氏が49%、オバマ大統領が48%で、ロムニー氏が1ポイントリードしている。
他の多くの世論調査機関による結果でも、同様の結果であった。ただ、有権者によるギャラップの調査結果では、ロムニー氏がオバマ大統領よりも6ポイントリードしているという結果が出た。
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by DonkeyHotey外交政策が焦点
討論会の結果は最終局面で大接戦となっている選挙戦にも少なからぬ影響を及ぼしそうだ。主催者の情報によると、イラン、シリア、リビア、中東、アフガニスタン、中国に対する問題が、討論会の主要議題になるという。
ただ、外交政策の分野では、オバマ大統領に対し、前マサチューセッツ州知事で起業家のロムニー氏は経験不足であることは否めない。
3日に行われた第1回テレビ討論会では、ロムニー氏に軍配が挙がり、16日の第2回討論会は、オバマ大統領が優位に立った。

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