単独ではCDUがリード
1月20日、ドイツ・ニーダーザクセン州で州議会選挙が行われる。2週間後に控えた選挙では、接戦が予想される。
公共放送局の北ドイツ放送(NDR)の委託によりInfratest dimapが行った最新の世論調査によると、キリスト教民主同盟(CDU)は40%と安定しており、社会民主党(SPD)は、1ポイント増の34%となった。
ただ問題は、CDUと連立を組む予定の自由民主党(FDP)が4%の支持率しかなく、5%の壁を超えられずに議席を得ることができない。反対に、SPDと連立を組む緑の党(Die Gruenen)の支持率は13%。両党を合わせると47%で、CDUとFDPの支持率よりも多く、政権交代の可能性が高い。
海賊党(Piraten)と左翼党(Linke)はそれぞれ3%で、FDPと同様、議席を得られない。
Image:
by HWUPetroleum首相候補でもCDUのマックアリスター氏がリード
今回の選挙では2010年以来、ニーダーザクセン州の首相であるダヴィッド・マックアリスター氏(CDU)が、首相に留まることができるかどうかが問われる。世論調査では、マックアリスター氏は49%の支持率を得て、SPDのトップ候補シュテファン・ヴァイル氏(34%)をリードしている。
有権者の44%は、どの政党に投票すべきか、もしくは、選挙に行くかどうか不明と回答しているという。
調査は12月28日から1月2日にかけてニーダーザクセン州の有権者1000人に対し、行われた。

シュピーゲル誌(Spiegel Online)
http://www.spiegel.de/politik/