北海道の自公50代の3新人議員
北海道ブロックの4回目は、昭和35・36年生まれの同年代で、全員が元北海道議会議員である3名を取り上げてみた。
自民党の高木宏寿氏・中村裕之氏、公明党の佐藤英道氏の、インターネットにおける発信力をレポートする。
自民党 高木宏寿氏のネット発信
高木宏寿(たかぎひろひさ)氏は、1960年生まれで、北海道3区選出の衆議院議員(1期)。北海道拓殖銀行、北海道警察、朝日監査法人などの勤務を経て、2007年に北海道議会に初当選、2011年に2期目の当選を果たした。
高木氏のネットでの発信は、公式サイトがある。
公式サイトには「強い日本 北海道をつくる!」とうたっており、コンテンツには挨拶やプロフィールなどの基本情報の他は「国づくりの4つの柱」や「道議会報告」「フォトニュース」など。印象としては、ネットにおける発信としての姿勢は評価がしづらい内容だ。
しかも残念ながら、昨年11月の更新までしか見られず、衆議院議員としての記事はないようである。さらなるコンテンツの充実と、今後の更新に期待したい。
ちなみに、高木氏の父は、北海道議会の長老であった高木繁光元道議(2007年引退、8期)。
自民党 中村裕之氏のネット発信
中村裕之(なかむらひろゆき)氏は、1961年生まれで、北海道4区選出の衆議院議員(1期)。北海道庁、会社役員を経て、2003年に北海道議会に初当選、3期務めた。
中村氏のネットでの発信は、公式サイトとフェイスブックがある。
公式サイトは、道議時代のものとは別に新しく開設したらしく、プロフィールや、“日本と北海道再生のために”とした「私の政策」がある程度で、まだコンテンツは少ない。
しかし既に国政報告として2回の動画がアップされており、昨年12月28日の1回目の動画では、衆議院議員としての決意表明と、今後、動画の形で国政報告をして行く予定と発言。また最新として1月8日の動画もあり、自分の言葉での発信に今後も期待される。
さらにフェイスブックもあり、こちらは昨年末からは連日のように記事を更新。写真もアップして硬軟とり混ぜ、丁寧に報告している印象だ。
公明党 佐藤英道氏のネット発信
佐藤英道(さとうひでみち)氏は、1960年生まれで、比例北海道ブロック選出の衆議院議員(1期)。創価大学から公明新聞に入社、1995年に北海道議会に初当選、5期務めた。
佐藤氏のネットでの発信は、公式サイトがある。
公式サイトは、写真と簡単な文章を添えた「活動日記」、議事録などアップした「活動の記録」、そして「オピニオン」として、“佐藤英道の北海道理想郷プラン」というページがある。
「活動日記」は週1回ペースで更新されており、選挙後の報告もすでに数件ある。ただし内容は、ルーティンワークの報告記事の印象が強く、意見の積極的な発信の場とは言えないようだ。
(ライター 大久保ゆか)

高木ひろひさWebサイト
http://www.hirohisa-takagi.jp/中村ひろゆき公式サイト
http://www.hiro-nakamura.jp/中村裕之 フェイスブック
http://www.facebook.com/hiroyuki.nakamura.1466126佐藤ひでみち 夢ひろば(公式サイト)
http://www.kmplan.net/usr/sato/