立候補者や政党のつぶやきを見たことがない若者は約8割
ネット選挙解禁により若者の投票率向上が期待される今回の参議院議員選挙。大学生の97%が利用しているツイッターだが、立候補者のつぶやきを見た人は少ないということが「心のエリート」を養成する学生と20代向けのWEBサイトを運営する「メンター・ダイヤモンド」の調査によりわかった。
立候補者・政党のつぶやきを見たことが
ある 23% ない77%
立候補者や政党のリツイートしたことがある 6%
(メンター・ダイヤモンド学生部 調べ)
とネット選挙解禁の影響力が発揮されていない結果となった。
なぜ立候補者・政党の情報が広がらないのか
若者はフォローしている対象の82%が「友達・知人」であるため、立候補者や政党のツイートが届かない。ネット選挙解禁によって立候補者や政党がツイッターで盛んにつぶやくようになったものの、身近な友人・知人の間で情報を交換している若者にとっては、立候補者や政党の情報に触れるチャンスには至っていないようだ。(メンター・ダイヤモンドより)
若者の政治離れは著しく、そもそも興味がないという人も多い。そんな若者がツイッターでわざわざ立候補者や政党のつぶやきを見るだろうか。ネット選挙解禁とはなったものの、その為の地盤がまだできていないようだ。有効にインターネットから情報を得、投票行動に結びつけるには「政治教育」を盛り込み、いかに自分たちの生活に政治が関わっているのかを若者が知る必要があるだろう。
メンター・ダイヤモンド
http://www.mentor-diamond.jp/メンターダイヤモンド「約8割の若者が立候補者のTwitter見たことがない」
http://www.mentor-diamond.jp/student/?p=36742