地方自治体の首長や議員、市民の活動実績を表彰
マニフェスト大賞実行委員会は10日、「第9回マニフェスト大賞優秀賞」を発表した。マニフェスト大賞は、政策提言意欲の向上を目標として、これまでに注目をあまり集めることがなかった地方自治体の首長や議員、市民の活動実績を表彰するもの。
大賞、最優秀賞、特別賞の発表は、11月14日の授賞式で行われる予定。また、授賞式の前日、13日には優秀賞の先進事例を学ぶ研修会が開催される。
今回発表されたのは、マニフェスト賞(首長)、マニフェスト賞(議会)、マニフェスト賞(市民)、成果賞、政策提言賞、ネット選挙・コミュニケーション戦略賞、復興支援・防災対策賞である。
ネット選挙・コミュニケーション戦略賞
ネット選挙・コミュニケーション戦略賞を受賞したのは、政治版クラウドファンディングに取り組んだ
流山市議会議員の松野豊氏や
港区議会議員の清家あい氏。清家氏は、ブログ上で子育て層ニーズに特化した区政情報を提供したり、相談や陳情をメールで受けたりし、多数の子育て支援政策を実現した。
さらに、議員が運営する日本初の政治活動専用WEBサイトを開設し、市民との「データに基づく対話と創造」を目指した
横浜市議会議員の草間剛氏。決める前に声を聞く「議案」報告会の取り組み~『議員有志で市民の声を聴く会』~を開催した
横須賀市議会議員の山城保男氏と小林伸行氏が受賞。
地方自治体では
千葉市と
鯖江市、
松阪市が受賞。その他には、
松山市選挙管理委員会、
埼玉県川越市の一般社団法人リンクデータ、
東京都中野区のNPO法人YouthCreateが受賞した。
それぞれ、詳しい受賞概要はマニフェスト大賞のサイトを参照のこと。
マニフェスト大賞実行委員会 マニフェスト大賞
http://www.local-manifesto.jp/manifestoaward/2014101000010/