函館市と北海道が1位に
株式会社ブランド総合研究所は6日、第9回「地域ブランド調査2014」の調査結果を発表した。全国で最も魅力的な市区町村は
「函館市」で、都道府県では、6年連続で
「北海道」が1位という結果だった。
「地域ブランド調査2014」は毎年、ブランド総合研究所が国内1000の市区町村および47都道府県を対象に、認知度や魅力度、イメージなど全47項目からなる調査を実施したもので、今年で9回目となる。
(画像はニュースリリースより)
都道府県ワースト1位は?
47都道府県の1位から9位までは昨年と順位変動はなく、トップ5は、1位「北海道」、2位「京都府」、3位「沖縄県」、4位「東京都」、5位「神奈川県」。
反対にワースト5は、43位「佐賀県」(46)、43位「徳島県」(43)、45位「福井県」(40)、46位「群馬県」(44)、47位「茨城県」(47)だった。茨城県は、まさかの2年連続最下位である。
市区町村のトップ5は、1位「函館市」(2)、2位「札幌市」(3)、3位「京都市」(1)、4位「小樽市」(6)、5位「横浜市」(4)だった。※( )内の数字は2013年の順位。
世界遺産登録が大きく影響
興味深いのは、県としては46位にランクした群馬県だが、そのなかで、富岡市は昨年の501位から26位に急上昇。
富岡市は今年6月に「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産への登録が決定。その影響が大きく現れた結果となった。だが、都道府県の順位をみると、世界遺産の効果は限定的なもののようだ。
株式会社ブランド総合研究所のニュースリリース
http://tiiki.jp/news/2014/10/survey2014_newsrelease2.pdf