提言型政策仕分けが開催
2011年11月20日から23日、内閣府行政刷新会議は、「提言型政策仕分け」を開催します。
(画像は、「提言型政策仕分け」サイトトップページ)
今回の「提言型政策仕分け」は、サンシャインシティ文化会館3階展示ホールCで開催されます。そして、「提言型政策仕分け」では、各省庁における中長期的な政策体系について、今後の見直しを含めた方向性を提言するとのことです。
初日は、原子力や農業政策について仕分け
「提言型政策仕分け」サイトによると、11月20日に行われる「提言型政策仕分け」において議論される具体的政策などは、以下の通りです。
<11月20日の「提言型政策仕分け」>
・ワーキンググループA
A1-2 : 原子力・エネルギー等:原子力関係研究開発
開始予定 : 10時10分、担当府省・文部科学省・経済産業省
A1-3 : 原子力・エネルギー等:原子力発電所の立地対策等
開始予定 : 11時40分、担当府省・文部科学省・経済産業省
A1-4 : 原子力・エネルギー等:省エネルギー、再生可能エネルギー利用等の促進方策
開始予定 : 14時00分、担当府省・経済産業省・国土交通省・環境省
A1-5 : 原子力・エネルギー等:原子力エネルギー等予算のあり方等
開始予定 : 16時00分、担当府省・文部科学省・経済産業省・環境省
・ワーキンググループB
B1-1 : 農業:地域での政策推進体制
開始予定 : 10時00分、担当府省・農林水産省
B1-2 : 農業:官民の役割分担
開始予定 : 11時20分、担当府省・農林水産省
B1-3 : 農業:環境保全への支援
開始予定 : 12時50分、担当府省・農林水産省
B1-4 : 農業:農業政策における各種支援総論
開始予定 : 14時00分、担当府省・農林水産省
B2 : 外交:外交戦略における在外公館の役割
開始予定 : 15時30分、担当府省・外務省
(「提言型政策仕分け」サイト内より引用)
気になる初日の注目点は
11月20日の「提言型政策仕分け」では、福島第一原発事故後を受けて見直しが迫られている原子力政策についてどのような提言がされるかが注目されます。
また、野田首相が交渉参加表明したTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加問題を踏まえて、農業政策の抜本的な見直しを含む提言が、今回の「提言型政策仕分け」の場でされるかどうかも注目されます。
なお、過去に開催された事業仕分けにおいて、いずれも会場内に現れた内田裕也氏が、今回も傍聴に来るのかという点、および初日の「提言型政策仕分け」の一般傍聴者の数も大いに関心を集める見通しです。
提言型政策仕分け(行政刷新サイト内)
http://sasshin.go.jp/index.html内閣府 行政刷新
http://www.cao.go.jp/gyouseisasshin/index.html