ドイツ、ザールランド州議会選挙、大連立政権の誕生なるか

2009年のザールランド州、州議会選挙において、ドイツ社会民主党(SPD)は、10ポイントもドイツキリスト教民主同盟(CDU)より少なかった。新たな州議会選を1か月後に控えた今、ザールランド・ラジオ放送による世論調査の結果、SPDがCDUよりも少しリードしている。独フォークス誌が24日、報じた。

社会民主党のトップ候補者ハイコ・マアス氏は、36％の支持率を獲得し、それに対し、CDUの現職のザールランド州首相アンネグレート・クランプ＝カレンバウアー氏は、35％だった。

Image:spdsaar世論調査の結果から推測すると、おそらく左翼党(Die Linkspartei)は15％獲得し、海賊党(Piratenpartei)は、5%の壁をかろうじてクリアするだろう。緑の党(Die Grünen)は4％、自由民主党(FDP)は2％で、州議会に議席を得ることができないかもしれない。

今年1月、ザールランド州のCDUとFDPと緑の党によるジャマイカ連立政権（各党のシンボル色、黒・黄色・緑に由来する）崩壊後、3月25日、州議会選が行われる。ザールランド州に、SPDとCDUからなる大連立政権が樹立されようとしている。



フォークス誌（Focus Online）
http://www.focus.de/politik/deutschland/umfrage-zur-landtagswahl-im-saarland-sozialdemokraten-ueberholen-cdu_aid_717361.html