初音ミク議員が立候補も?
バーチャル政治家の誕生=キャラクシー(キャラクター民主主義)を提案したのは批評家の濱野智史さんだ。
これは考えが似た者がバーチャルのキャラクターの政治家を生み出し、政治を変えていくというもの。実現すれば「初音ミク」議員が誕生するかもしれない。旧来の政治家のイメージを払しょくすることで、新しい意見集約の形になり得るという。
1票を賛同できる政策ごとに分割し投票
一方、サルガッソー代表の鈴木研さんは今の投票方法を根底から変える、1票を分割し、賛成できる政策ごとに分けて投票したり、その権利を信頼できる人に譲るというもの。
ある候補者を支持して1票を投じても、一部の政策に賛同できない矛盾もあるので、それを解消できるの仕組みだと説明する。
これらの提案が実現するには課題も多いが、まずはネット選挙の解禁がその第一歩には間違いない。
「第1回ウェブ学会シンポジウム」