ブログの記述がたびたび問題に
高度医療のおかげで以前は自然に淘汰(とうた)された機能障害をもったのを生き残らせている
11月8日付のブログでこのようにつづり、障害者差別だと批判を浴びている鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は、12月14日、市議会の一般質問で「問題提起をしたつもり」と答弁し、謝罪するつもりがないことを表明した。
竹原市長のブログをめぐっては、たびたび記述が問題になり、
2008年8月の市長選期間中には当のブログを更新し、今年9月、公職選挙法違反(文書図画の頒布)容疑で書類送検されている。
「この国を変えたい」謝罪するつもりなし
今回の記述は「医師不足の原因は医師会」と題し、医師不足の解消について持論を展開した中の一文で、すでに障害者団体などが謝罪を要求するなど、ネット上の「炎上」に近い状態になっている。
この日の一般質問で木下孝行市議が「謝罪すべき」と指摘したのに対し、竹原市長は一文だけ取り上げられ誤解されたとした上で「これを材料にこの国を変えたい」と述べ、謝罪する考えがないことを示した。
傍聴した障害者団体の関係者からは憤りの声が聞かれた。
さるさる日記-住民至上主義(竹原信一 阿久根市長のブログ)