選挙には関心がない
宮崎、都城、延岡の3市で、
新成人に将来の希望や市への要望を聞いてみた。大学生の男性(20)は「市長選があるのは知っているけど、何を基準に投票すればいいか分からないから関心はあんまり」と述べたが、宮崎市のことは「自然が多くて好き」と即答した。もう一人の男性(20)は市長選は「関心はまだないけど、社会人として興味を持つようにしたい」と襟を正す。
障害者の雇用は深刻だ
都城市南横市町の「
都城きりしま支援学校」であった成人式には高等部の卒業生14人が出席。市内の就労支援施設で働く女性は(20)は「いい仕事があればいいな。都城は優しい人が多く、好き」と語る。黒木壮太郎教諭は「(卒業生は)就職先が限定されている。選択肢が増えれば」と代弁する。ただ、選挙については投票に行くかはまだ分からないと若者らしい声が返ってきた。
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また、別の女性(19)は「自然が多く、空気がいい」と都城が好きと話し、保育園に勤務しているが、「若い人が入れるグループホームをもっと作りたい」と夢を膨らませる。投票権があるなら必ず投票に行くつもりだとも述べた。
それぞれに希望を抱きながら成人を迎えた。