あの厳しい査定の再現なるか?
官僚相手にするどい口調で質問を続け、ネット上で〝何様〟と評判になった民主党蓮舫参院議員といえば、「事業仕分け」。政権交代を強く印象付けた光景でもあった。これが再現されるかもしれない。
政府の行政刷新会議はこの「事業仕分け」の第2弾を4月にも実施する方針であることが明らかになった。
今回、無駄遣いがないか査定の対象になるのは、96の独立行政法人や約1200の公益法人。
鳩山内閣の支持率が低下する中、前回の仕分けで厳しい査定の様子が公開され国民に支持されたことから、参院選前の実施で支持率回復を目指したいところだ。
支持率回復に期待も、疑問の声上がる
会議の議長を務める鳩山首相は、「税金の使い道をオープンにしてメスを入れる」と無駄遣いゼロに向けた意欲を見せる。
しかし、前回の仕分けに比べて大きな成果は期待できそうもないとの指摘もあり、その効果に早くも疑問の声が上がっている。
行政刷新会議