政界再編のための党が支持率3位
民主・自民に次いで支持率が3位というミニ政党が、この夏の参院選で台風の目になるのではないかと永田町では警戒の声が上がっている。
それは今、党勢が少しずつ拡大しているみんなの党だ。
共同通信の世論調査でみんなの党は支持率3.9%とひとケタながら、公明や共産を抑え堂々の3位に躍り出て、存在感を見せ始めた。
去年の衆院選前に自民党を離党した渡辺喜美代表をはじめ5人で旗揚げ、政界再編のために作った党と渡辺代表が公言する中、党勢を拡大。無所属の川田龍平参院議員が加わり衆参6人の議員が所属している。
比例代表で6~7人の当選もあり得る?
夏の参院選では1人区の候補者擁立も視野に入れて、改選議席ゼロをふたケタの10以上を目指しているという。
組織力はないが、他党からは有権者にアピールできれば比例代表で800万票近くを集められるとの声もあり、もし実現すれば6~7人が当選する計算となる。
渡辺代表が目指す、政権交代のキャスティングボードが握れるのか。6人のミニ政党から目が離せなくなってきた。
みんなの党