オークションの対象は2件
携帯電話の普及により、当たり前のように使われている〝着メロ〟。これには商標権があり、権利がない企業は着信メロディなどといいかえなければならない。
実はこの〝着メロ〟の商標権が東京都のネットオークションにかけられていることがわかった。
着メロの商標権はアステルの名でPHSなどのサービスを提供していたTTNetが保有していたが、PHSサービスが買収されたことで、現在は株式会社YOZANが保有していることになっているという。
オークションにかかっているのは、幅広い製品を対象にしたものと、携帯・PHSや電話、コンピュータを対象にしたものの2件あり、最低価格は前者が43万円、後者が157万円となっている。
担当者「知る限り商標権は初」
東京都主計局によれば担当者の知る限り、商標権がオークションにかけられるのは初めてだといい、どのが保有していたのかなどその経緯は明かせないとしている。
参加の申し込みは3月1日午後5時までで、入札は3月5日午後1時~8日午後1時に行われる。
第087号 商標権「着メロ(チャクメロ、キメロ)」第086号 商標権 「着メロ(チャクメロ)」