ツイッター人気の裏には
インターネットで140字以内の短い文章をつぶやくツイッターを利用する政治家が増えています。更に自治体や地方議会なども、ツイッターの活用を始めています。
ツイッターは無料で使える手軽さが人気で、現在約500万人の利用者がいるとされています。更に政治家からすれば、国民に対して「広く・直接・リアルタイム」にメッセージを発信し、それに対する反応を知ることも出来ます。
県議会・自治体も利用
三重県鳥羽市議会は2月8日から、地方議会での活用を始めました。これまでに定例会などの情報を60回ほどつぶやいています。同市議会の登録名は「tobacitycouncil」で現在242の閲覧者が登録しています。
ツイッターにより市議会のホームページのアクセス数も増加をし、PR効果を実感できているそうです。
地方自治体では秋田県横手市、北海道陸別町、秋田県などもツイッターを利用し、市民に対してコミュニケーションをはかっています。
公共機関を名乗る偽者が登場
岐阜県庁を名乗る偽者は「Gifu Pref」の登録名で現在もアカウントは保持されています。ツイッター上で以下の様に名乗っています。
・名前 岐阜県庁
・現在地 岐阜県岐阜市
・Web http://www.pref.gifu.lg.jp/
・自己紹介 飛騨・美濃の国 岐阜!
岐阜県はツイッターを利用する予定はなく、登録名も取得していません。つぶやきの内容がたわいもない内容なので実害はないようですが、公共機関や政治家を名乗る偽者がいるのは問題です。
昨年の年末にツイッター上に鳩山首相の顔写真を使い「nihonwokaeyou」という登録名で、首相を名乗る人間が現れるという事件がありました。この偽者の首相には約1万人の閲覧者(フォロワー)が登録され、岐阜県庁の偽者には約1000人の閲覧者が登録されています。

偽者とされる岐阜県庁を名乗る人物のツイッター
http://twitter.com/gifupref/