自民党の谷垣総裁は、夏の参院選について「明日があると思っていない。政治生命をかけてチャレンジャーとして戦い抜きたい」と決意を語っている。
目標とする議席数は公表されていないが、参院選の結果次第では、自民党の総裁を辞任する考えなのかもしれない。しかし、谷垣総裁が降りる必要はあるのだろうか?!
民主党は、鳩山前首相から菅首相に交代したことにより、支持率を回復させた。
谷垣総裁は、「(民主党の)表紙を替えた効果に右往左往している暇はない。必ずや菅政権を追い込んでいかなければならない」と強く訴えているが、日本は現在解決しなければならない問題が山積みである。
自民党議員を対象に開かれた懇談会では、「民主党を批判するだけでなく、自民党は何をするのかを打ち出すべきだ」といった声も上がっている。