菅総理が「退陣表明」とするほうが愚か
菅内閣不信任案否決後、ますます自信を深めたかのように、居座り続ける菅総理。
石破政調会長は、自身のブログで、6月2日の菅総理の発言を「菅総理、退陣表明」と受け取ったNHKやマスコミを「日本語の理解力があまりに低いとしか言いようがない」、また、民主党議員の勘違いも、解散を恐れる「愚かさと自己保身の産物以外の何物でもない」と切り捨てている。
「一事不再議」も、「詐欺」にあったなら例外も有り?
そのうえで、同じ会期中の不信任案再提出は、「一事不再議(一度議決した案件については、同じ会期中に重ねて審議しないこと)」の慣例があるにしろ、(1)新たな事態が生じ、前回とは状況が大きく変化している、(2)前回とは別の提案理由が存在する場合は、例外が認められるのでは、と主張。
(1)については、菅総理の「退陣表明」まがいの発言により、多くの議員が「詐欺」にあった、もしくは「錯誤による意思表示」がなされたもので、「その法的効果は無効か取消」としている。
ブログの前半では、騙された方がバカと言い、後半では騙した方もいけないと言うわけだ。ボケ老人とチンピラ詐欺師の話ではない。この国の、国会議員と総理大臣の話。
石破茂 オフィシャルブログ