ネット選挙解禁のデモンストレーションとなった「民主党代表選」

鳩山前首相の突然の辞任により、参院選ではネット選挙の解禁は見送られました。本来ならば、参院選では晴れてネット選挙が解禁され、ホームページやブログの更新が行われ、立候補者の演説の動画などをホームページなどに載せる予定でした。

今回行われた民主党代表選は、党内での選挙のために選挙期間中もホームページの更新や、動画の配信が活発に行われていました。菅陣営が特設した代表選ページでは、YouTubeによる動画が多く貼られており、当日や前日に行った演説が動画として掲載されていました。

さらには、剛腕と異名をとる小沢氏がニコニコ動画に出演するなど、これぞネット選挙といった印象を受けました。

国政選挙ではないにせよ民主党代表選が行われ、国政選挙では法律で禁止されているホームページの更新などが行われましたが、ほとんど支障なくスムーズに選挙が行われた感が有ります。

twitter上でも選挙期間中の誹謗中傷がなかったとは言いきれませんが、体勢を変えるようなものではなく、マスコミが頻繁に行っていた世論調査の方が強く影響を与えた感は否めません。

今回の民主党代表選で、ネットを活用した選挙がスムーズに行われたことににより、ネット選挙解禁への障害の少なさを証明出来たのではないでしょうか。



民主党
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