利用者に優しく便利な「行政サービスポータル」という構想
人々が生活していくのに欠かせない行政サービス。市区町村など自治体が提供する、子育てや介護、住まいや就職など多岐に渡る行政サービスは、様々な利用者にとって身近なサービスであるにもかかわらず、今までは情報をわかりやすく提供するサービスがあまりなかった。特にインターネット上での情報提供は、まだごく限られたサイトだけで行われている。
誰もが必要としていながら、これまでなかった行政に関する情報提供を閲覧できるサービスが、近々開始される予定だ。
株式会社オプト(東京都千代田区)と株式会社アスコエパートナーズ(東京都中央区)が連携し、子育てや介護など市民に身近な自治体行政サービスを、よりわかりやすく利用者に提供する情報ポータル(以下、行政サービスポータル)の開設を視野に入れた事業構想を10月14日に開始した。
「行政サービスポータル」とは
「行政サービスポータルとは」、アスコエパートナーズが開発した行政サービス向け標準メニュー体系「ユニバーサルメニュー®」(以下、UM)をもとに、子育てや教育、就職、住まいなどに関する様々な行政サービスを、利用者にとってわかりやすく提供するポータルサイトである。
また自治体に対するサービスとして、「行政サービスポータル」で利用するUMデータベースを、自治体サイトへ提供するサービスも、あわせて検討していく予定。これによって自治体は、従来よりわかりやすい自治体サイトをより安価にかつ短期間に構築することができるようになる。
さらにこの事業では、本サイトの開発を中心に新しい広告媒体の実現も目指す。具体的には、「行政サービスポータル」上での新しいセグメント別広告事業と、UMを取り入れた「自治体サイト」での広告をパッケージとして、企業に対して提供する。
利用者にとっても自治体にとっても、全く新しく、かつ便利なサービスになることは間違いない。来年夏ごろを目処に具体的なサービスが提供される予定のこの「行政サービスポータル」。その開始までが待ち遠しい。

株式会社オプト
http://www.opt.ne.jp/株式会社アスコエパートナーズ
http://www.asukoe.org/