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【米大統領選】共和党の政策綱領が完成。超保守的な内容に

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【米大統領選】共和党の政策綱領が完成。超保守的な内容に

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ティーパーティーの要求を反映
11月の米大統領選に向け、共和党の党全国大会で採択する政策綱領が完成。その内容は、近年にない、超保守的なものとなった。それは、「小さな政府」を求める保守系、草の根運動「ティーパーティー(茶会運動)」の要求が大幅に反映された結果である。

共和党大会は南部フロリダ州タンパで開催される。27日に開幕し、最終日の30日にミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事の指名受諾演説が行われる。シュピーゲル誌オンライン版が22日、報じた。

米大統領選
Image:James B Currie
超保守的な政策綱領の例
「中絶」―中絶は、断固として禁止。近親相姦や性的暴行による妊娠、また、母親の生命が危険にさらされている場合でも禁止。(ロムニー氏は、最悪の場合、これらの例外を許可したいようである)

共和党は2か月までの胎児も人とみなすよう憲法改正を求めているようだ。そうなると、流産の場合でも、母親に幼児虐待の容疑がかけられることとなる。

「同性愛者の権利」―同性婚は憲法改正で禁止されるべきである。現在、同性カップルの結婚は米国内6つの州で認可されている。

「移民」―以前のような厳格な入国規則の復活。メキシコとの国境沿いに構築されているフェンスの完成。

「銃規制」―弾薬や弾倉、半自動小銃用リロードクリップの購入に関し、任意の法的規制を解除。

「選挙権」―投票時に有権者に政府発行写真入り身分証明書(ID)の提示を義務化する法律が、8つの州で成立。投票者数を減らす効果をもたらすとされる「Voter ID法」の導入を、他の州にも推進。

身分証明書をもたない人は、パスポートか運転免許証、出生証明書を提示しなければならない。

民主党は、このような政府発行写真入り証明書を持たない人々、例えば、貧困層や少数民族、運転免許証を持たない高齢者や障がい者などが投票できない可能性がある、と警告している。


政策綱領は、大統領選で共和党が勝利した場合の「政権公約」となる。

外部リンク

シュピーゲル誌(Spiegel Online)
http://www.spiegel.de/politik/ausland/851355.html
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