ネット選挙ドットコム
 ネット選挙ドットコム

「ムハンマド侮辱映画」の上映禁止をめぐり与野党の意見が対立-ドイツ

業界動向
国政
地方自治体
ネットサービス
海外
その他
お勧め
ネット選挙の新着30件






























「ムハンマド侮辱映画」の上映禁止をめぐり与野党の意見が対立-ドイツ

このエントリーをはてなブックマークに追加
イスラム圏の各地でデモ勃発
今月11日、リビア東部ベンガジの米領事館が武装集団に襲撃され、駐リビア米大使と大使館職員3人が殺害される事件が起きた。

17日、アフガニスタンの首都カブールで1000人をこえるデモがあり、「米国に死を」と叫びながら警察車両に放火した。

これらの引き金となったのは、イスラム教の預言者ムハンマドを揶揄(やゆ)する内容のアメリカ映画『イノセンス・オブ・ムスリムズ(無邪気なイスラム教徒)』である。

イスラム圏の各地で映画に抗議するデモが勃発しており、怒りの炎はチュニジアやモロッコ、スーダンなどに次々に飛び火している。これまでの所、少なくとも17人が殺害された。

スーダンの首都ハルツームで14日、米国と英国、ドイツの大使館が襲撃され、放火された。

ムハンマド侮辱映画
Image:by David Holt London
宗教侮辱罪で上映を禁止できるか?
しかし、ドイツの政治家の間で、この問題の映画を公開すべきかどうか意見が対立している。右翼ポピュリストのグループ「プロ・ドイツ(Pro Deutschland)」は、ベルリンでこの映画を上映することを発表した。

ハンス=ペーター・フリードリッヒ内相(CSU)は、上映禁止を要求。上映禁止に対し、野党の政治家が拒否した。社会民主党(SPD)と緑の党(Die Grüne)の政治家は、
「上映禁止は、最後の手段である。また、それだけでは外交政策上の配慮が十分でない。」
と語った。

ドイツ国内には、過激派イスラム主義者がおり、小さな火花が異なる場所で同時に爆発を起こす可能性もある。しかし、上映は犯罪にあたらないため、上映禁止の履行には無理がある。

そこで、キリスト教民主同盟(CDU)の外交政策専門家のループレヒト・ポレンツ氏は、宗教侮辱罪が適応できるかどうかを検討することを提案した。

外部リンク

ツァイト誌(Zeit Online)
http://www.zeit.de/politik/deutschland/
Amazon.co.jp : ムハンマド侮辱映画 に関連する商品
  • エストニア議会選、最大野党・改革党が第1党に(3月6日)
  • 在外投票でインターネット投票が可能に 総務省(8月11日)
  • 【ブラジル】労働者党、ルラ元大統領を大統領候補に指名(8月7日)
  • 国内初のネット選挙を実施!つくば市(8月4日)
  • 政治議論も安心!トークン機能をつけた「ポリポリ」ベータ版を公開(7月28日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->
    「選挙」と「議会」の情報公開診断シリーズ
    記事検索
    独自調査記事






    アクセスランキング トップ10










    お問い合わせ