ケベック党が59議席を確保
カナダのフランス語圏ケベック州で、4日、ケベック州総選挙(125議席)が行われた。ケベック選挙管理委員会(DGEQ)の即日開票によると、世論調査でも支持率の高かったケベック党(PQ)が、過半数に近い59議席を確保することとなった。
自由党が46議席で敗退
その他の即日開票の結果は、自由党が46議席、CAQが18議席となった。長年に渡って与党であった自由党は、9年ぶりの敗退となる。
次期第1党となるケベック党は、英語圏が全体を占めるカナダから独立を訴えている。ケベック党のポーリン・マロワ党首が、州首相となれば女性で初めての州首相誕生となる。
選挙前に行ったポーリン・マロワ党首の発言に従えば、今後、「ケベック州のカナダからの独立」について国民投票を行うことが濃厚となったといえよう。
編集部 殿塚

DGEQ
Sommaire provincial
http://www.electionsquebec.qc.caCBC
Quebec elects Pauline Marois PQ government
http://www.cbc.ca