現職チャベス大統領VS.カプリレス氏
7日、ベネズエラで大統領選が行われる。4選を目指す現職のウゴ・チャベス大統領(58)と野党統一候補のエンリケ・カプリレス・ラドンスキー前ミランダ州知事(40)との事実上の一騎打ちとなる。
Twitter上での選挙戦は、チャベス大統領が一歩リードしている。チャベス大統領は、ユーザーアカウント「@chavezcandanga」で350万人以上のフォロワーがいる。
これに対し、カプリレス氏のアカウント「@hcapriles」のフォロワーは約139万人。この点では、チャベス大統領の勝利である。CIO.deが5日、報じた。
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Twitterよりチャベス大統領は、今年、がん治療のためキューバの病院に入院していた時も、Twitterが政治的コンタクトをとる中心手段だった。野党候補は「Twitterで国を統治し、誰にも相談せず法律を承認することは、国民への侮辱だ」と批判した。
Facebookではカプリレス氏に軍配
ベネズエラの国営テレビとラジオは大統領側に偏在しているため、挑戦者のカプリレス氏にとってもソーシャルネットワークは重要な存在である。
Facebookにおいては、カプリレス氏がリードしている。カプリレス氏の「いいね」の数は66万人、対してチャベス大統領は、約8万7000人。
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Facebookより両候補は、急速に成長するネットコミュニティを受けて、いかにインターネットが重要か理解している。
公式発表によると、今年半ば、ベネズエラにおけるインターネット接続サービスの利用者数は340万人という。ただ、推定によると、国民の40%以上(約1200万人)がネットを利用しているといわれている。
それゆえに、両陣営とも、今まで以上にデジタルメディアを利用した選挙戦を繰り広げている。

CIO.de
http://www.cio.de/news/ネット選挙ドットコム 【ベネズエラ大統領選】民主主義の復活を求めるカプリレス氏の挑戦
http://www.net--election.com/news_arissAWCbY.html