父親の死亡に伴い行われた補欠選挙
アフリカ東部のウガンダで19歳の女性が議会に選出された。彼女の名はProscovia Aromait。最近、学校を卒業し、東部のへき地の選挙区からの選出。
Aromait氏は、与党「国民抵抗運動(NRM)」の一員であり、父親の死亡に伴い、欠員を補充するための補欠選挙で当選した。南ドイツ新聞が19日、報じた。
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Uganda/by treesftf議会の広報担当者であるヘレン・カウェサ氏は
「この選挙結果は、ウガンダが本当に民主的で、誰もが必要な能力を発揮でき、国の政治に関与できるチャンスがあることを示している。」
と語った。一方で、野党は
「19歳という若さで国会議員の役目を果たせるかどうか疑問である。不正があったに違いない。」
と批判的である。
ウガンダは、1962年に英国から独立して以来、クーデター等が繰り返されたが、現在のムセベニ政権が1986年に発足。以来、政情は安定している。

南ドイツ新聞(Süddeutsche Zeitung)
http://www.sueddeutsche.de/politik/