不支持率が支持率を上回る
フランスの世論調査会社Ifopとフランスの新聞社Le Journal du Dimancheは、共同でフランソワ・オランド大統領の支持率を調査、大統領就任以来、初めて不支持率が支持率を上回ったことを明らかにした。
(Photo:François Hollande aux Journées de Nantes by
jmayrault)
サルコジ前大統領より低い支持率
9月の支持率が43%、不支持率が56%と支持率を上回った。オランド大統領は、5月の大統領選の勝利した時点での支持率が61%、6月に59%、7月に56%、8月に54%と数ポイントずつ支持率を落としていたが、9月になり急激に11ポイント落とし43%となった。
大統領就任4か月後の支持率を歴代大統領と比較した場合、ニコラ・サルコジ前大統領が61%、ジャック・シラク元大統領が33%、フランソワ・ミッテラン元大統領が48%とオランド大統領の支持率は、最低ランクとなっている。
支持率低迷の原因は、大統領就任前に国民と約束したマニフェストを実行していないことが大きいようだ。
編集部 殿塚

Le Figaro
Sondages : Hollande en chute libre
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