ミット・ロムニー候補がハトになった
ドイツメディアの報道の中で、米フロリダ州ボカラトンのリン大学で行われた、現職オバマ大統領と共和党のミット・ロムニー候補の第3回テレビ討論会について書かれた記事で目を引くタイトルがあった。
23日付のフォークス誌オンライン版は、「攻撃的な大統領が平和の象徴の鳩のようなロムニー氏に出会った」と皮肉っていた。
Image:
by DonkeyHotey米メディアの報道
ニューヨーク・タイムズ:
ロムニー氏の問題は、オバマ大統領が実行したことや計画していることをこえるような外交政策に対する独自の見解を持っていないことだ。
CNNテレビ(CNN):
ロムニー氏は、オバマ大統領の弱点を見つけることができても、独自の見解との違いを示すことはできないでいる。
TIME誌:
今回の外交政策に対する討論では、オバマ大統領の優勢は明確だ。対して、ロムニー氏は、緊張し、混乱しているようにも見え、説得力がなかった。
*ロムニー氏は「平和」という単語を頻繁に使い、あたかも超越的瞑想(めいそう)によるものか、オノ・ヨーコ氏の秘密結社によって改宗させられた人みたいだった。
討論会直後の世論調査の結果
CBS放送(CBS)が22日夜、521人の無党派の有権者を対象に調査した結果、オバマ大統領が53%、ロムニー氏が23%だった。
CNNテレビ(CNN)が討論会の視聴者を対象に行った世論調査では、オバマ大統領が48%で、ロムニー氏は40%だった。

フォークス誌(Focus Online)
http://www.focus.de/politik/ausland/TIME誌
http://swampland.time.com/2012/10/22/