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新人国会議員のネット選挙アプローチVol.22 東海ブロック4

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新人国会議員のネット選挙アプローチVol.22 東海ブロック4

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衆議院東海ブロック小選挙区4名
新人衆議院議員のネット選挙力と発信をリサーチする連載22回目は、東海ブロック、岐阜・静岡の小選挙区の1年生議員4名を取り上げる。

柴橋正直
柴橋正直(しばはしまさなお;1979年生)氏、阿知波吉信(あちはよしのぶ;1963年生)氏、小山展弘(こやまのぶひろ;1975年生)氏、斉藤進(さいとうすすむ;1970年生)氏のインターネットにおける発信とその活用度をレポートする。

民主党 柴橋正直氏の公式サイトとフェイスブック
まずは、柴橋正直氏の公式サイト(独自ドメインsho-jiki.com)を見てみよう。柴橋氏は、岐阜出身で銀行員を経て政治家に転身。2009年に民主党公認で岐阜1区から出馬・初当選した。

柴橋正直
サイトは、プロフィールなどの基本情報の他、取り込みと成果を記載した「柴橋のしごと」、優しく温かい日本を創ると題した「我が決断・政策」、日々正直の挑戦「活動報告」、柴橋正直のコラム「正直通信」、「ビデオライブラリ」など、コンテンツは豊富だ。

「しごと」は、テーマごとに活動が一覧となっており、さらにコラム「正直通信」やビデオライブラリのリンクからジャンプして、その詳細を見ることもできる。

そのコラムは、2006年に開始、最新の204号までバックナンバーが閲覧できる。最新号のテーマは「バックエンド問題を考える」として、エネルギー問題の一つである使用済み核燃料の処理に関する問題提起をしている。

「活動報告」は、月ごとにまとめられており、最新は10月の活動が閲覧できる。内容は、日々の活動を写真などで一覧にした事務的なものだ。

柴橋氏は他にツイッターのアカウントもあるが、6月以降のツイートはなく、gooを利用したブログもあるがこちらは最後の記事が4月である。

さらにフェイスブックを利用しており、現在はこちらが日々の活動報告や情報を発信する中心となっている。連日更新される記事は、写真に丁寧なコメントを加えられている。

民主党 阿知波吉信氏の公式サイト
次に、阿知波吉信氏の公式サイト(独自ドメインachiha.jp)を訪問。阿知波氏は、郵政省(再編後は総務省)に入省し、通信白書などを執筆、産経新聞に出向して橋本総理の番記者なども務めた後、政治家に転身。民主党・岐阜5区選出。

柴橋正直
サイトは、トップページに告知や活動報告の写真を掲載されており、後はコンテンツとして「政策・決意」「活動記録」がある程度のシンプルな作りだ。活動記録は写真アルバムの感覚。

他にもブログがあるが、残念ながらこちらは今年1月を最後に、更新が止まっている。

民主党 小山展弘氏の公式サイトとブログ・ツイッター
3人目は小山展弘氏の公式サイト(独自ドメインn-koyama.com)を見てみよう。小山氏は銀行員を経て政治家に転身、民主党・静岡3区から出馬し、初当選した。

柴橋正直
サイトの中心は、「政策・理念」だ。トップページにはその柱として「子育て支援制度と教育の充実」「地方分権の徹底した推進」「農林水産業の再生・振興」を掲げており、詳細の「政策・理念」のページへとジャンプするようになっている。

サイトのコンテンツとしては、あとは基本情報や「プレス民主」のアップ程度。

定期的な情報発信は、別サイトの「活動日記ブログ」やツイッターを利用している。ブログは更新にバラツキがあるものの、週に1〜2回程度。記事は、写真にコメントを載せた簡単な活動紹介もあれば、活動や政治課題に関する、丁寧な報告や意見などをつづっているものもある。ちなみに、最新の記事は、11月15日の「定数削減解散」だ。

一方のツイッターは、リアルタイムな活動に関するツイートなどを行っていたが、この2ヶ月ぐらいは、ブログの更新情報のみとなっている。フォローは事実上していない上に、フォロワーも20人に届かず、発信力は弱いだろう。

民主党 斉藤進氏の公式サイト
4人目は斉藤進氏の公式サイト(独自ドメインsaito-susumu.jp)を訪問する。斉藤氏は、衆議院議員秘書を務めた後、東京都小平市議を2期、2009年に民主党・静岡8区から出馬し、初当選した。

柴橋正直
サイトのトップページには、「浜松の力を日本の政治へ」「浜松の心を日本の政へ」、さらに「格差を縮めて誰もが安心して暮らせる社会をつくり」などのキャッチフレーズが踊る。

コンテンツは、プロフィールなどの基本情報の他は、「斉藤進のエッセイ」と「今日の斉藤進」は更新がり、サイトのメインとなっている。

しかし、この2つのコンテンツは、前者がエッセイ、後者がブログと考えて良さそうであるが、更新が極めて不定期である上、内容にあまり区別は感じられない。できれば、1本に整理し、日付ごとの一覧と、カテゴリーの設定をしてもらえると、訪問者も悩まずにすむのではないだろうか。ちなみに、最新記事は「今日の斉藤進」の11月3日、「衆議院解散、総選挙へ」である。

調査総論
それではネット選挙力として4氏を総括してみよう。

最も積極的に発信をしているのは、柴橋氏のフェイスブックであろう。連日のような活動報告には、感想や意見なども自身の率直な言葉で書かれおり、好感の持てる内容だ。またコラムも読み応えがある。

小山氏と斉藤氏は、ブログの更新回数が少ないものの、各記事は丁寧に書かれており、評価できる。また、ブログ更新の告知のみになっている小山氏のツイートは、ブログと使い分けて積極的な発信をしてもらえると、効果が増すだろう。

残る阿知波氏に関しては、残念ながら、訪問を促すようなコンテンツが不足していると言わざるを得ない。停止状態となっているブログの再開を期待したい。

(ライター 大久保ゆか)


外部リンク

柴橋正直(公式サイト)
http://sho-jiki.com/
柴橋正直 フェイスブック
http://www.facebook.com/pages/民主党衆議院議員-柴橋正直-岐阜1区/240956855938083

あちは吉信(公式サイト)
http://www.achiha.jp/

小山のぶひろオフィシャルサイト
http://www.n-koyama.com/
小山のぶひろの活動日記ブログ
http://koyama.hamazo.tv/
小山のぶひろ ツイッター
https://twitter.com/n_koyama1

斉藤進 公式サイト
http://saito-susumu.jp/

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