ソーシャルメディアの「活用」が尺度に
株式会社パイプドビッツは、2013年4月2日、同社が運営する政治情報や選挙情報のプラットフォーム『政治山』に、「政治山リサーチソーシャルメディア分析」と「政治山ネットセキュリティソーシャルメディア炎上アラート」の2つのサービスを新たに提供することを発表しています。
今回提供を開始したサービスについては、まず、「政治山リサーチソーシャルメディア分析」が、候補者名や政策関連文言など、ヒアリングの上で決定するキーワードと、候補者本人の「Twitterアカウント」の発信をもとに、ネット選挙を想定した“選挙戦略”や“政策立案”の参考となる情報提供を行うというものです。
「分析」の過程では、ユーザーのキーワードに対する考えや、そのキーワードに対する発信方法、“拡散”に最適なユーザーなどを分析する「キーワード分析」や、キーワードにより振り分けられた「潜在層・新規層・支持層」それぞれの推移をレポートする「支持層変化分析」、キーワードを含むツイートを、ポジティブもしくはネガティブの判定を加えて、都道府県地図に落とし込み、地域ごとのキーワードに対する考え方の違いを視覚化する「ヒートマップ分析」に加えて、「Twitter」での情報発信がどれだけ波及し、どのような人々にリツイートされているかレポートする「情報発信分析」などのサービスが提供されます。
ハードル設けて「炎上」にいち早く対応
また、「政治山ネットセキュリティソーシャルメディア炎上アラート」では、「Twitterアカウント名」と候補者本人の名前を登録しておき、時間ごとの“しきい値”を設定することで、“しきい値”を超えて投稿された場合に、“炎上の兆候”として指定の連絡先に自動通知するサービスが提供されます。
今回新たに追加されるサービスは、その利用に注目が集まるSNS(ソーシャルメディア)のなかでも、利用者の“発信力”が試される「Twitter」に関するもののようです。「Twitter」で1回に入力できる文字数は140文字ですが、その理由には、ケータイのショートメッセージの上限が、はがきに書かれた文章のほとんどが150文字以下であることから160文字となり、そして、その160文字から宛先にあてる20文字を差し引いた結果、140文字におさまったという話があるそうです。また、連続ツイートすれば、読み手に長文として扱われることもあるでしょう。短いようで実は長いツイートは、いろいろなものをみせてくれそうです。

株式会社パイプドビッツ 「政党・政治家様向けサービス」
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