フリーダム・オンライン会合に参加
4月28~29日の2日間、エストニア共和国の首都タリンでフリーダム・オンライン会合が開かれた。日本は4月25日にフリーダム・オンライン「連合(Coalition)」(以下、FOC)に加盟し、初めて会合に出席した。外務省が4月30日、発表した。
会合に参加したのは総合外交政策局審議官兼サイバー政策担当大使兼国連担当大使の新美潤氏。
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加盟国は23カ国
FOCは、オンライン上においても表現の自由や基本的人権は保障されるべきとの観点から、2011年にオランダ・ハーグで創設された世界的なインターネットの自由を推進することを約束する政府間の連合である。
「ハーグ宣言」により、オフラインと同様の権利がオンラインにも適用されることを宣言。加盟国は創設時の15カ国から23カ国に。
2014年4月現在の加盟国はオーストリア、カナダ、チェコ、コスタリカ、エストニア、フィンランド、フランス、グルジア、ドイツ、ガーナ、アイルランド、日本、ケニア、ラトビア、モルディブ、メキシコ、モルドバ、モンゴル、オランダ、スウェーデン、チュニジア、英国、米国の23カ国。
ネット上での自由と人権保障の実現に向けて
第1回会合は2011年12月、オランダで行われ、第2回会合は2012年9月にケニアで開催された。第3回会合は2013年6月にチュニジアにて、4回目となる今年はエストニアで行われた。
外務省によると、今後、他のFOC加盟国と連携し、ネット上での自由と人権の保障の実現に向け、また、世界の人々がインターネットの恩恵を受けられるように努力していく意向だ。
外務省 報道発表『フリーダム・オンライン「連合(Coalition)」への参加』
http://www.mofa.go.jp/press23_000023.htmlフリーダム・オンライン ホームページ
http://www.freedomonline.ee/