SNS運営企業「ネットの有効活用を支持」
ヤフーが10月28日に開始した「ネット選挙」の解禁を求める署名活動に賛同するネット関連企業が相次ぎ、それぞれ活動を始めている。
このうち、SNS「MySpace」を運営するマイスペース株式会社は11月18日からヤフーの署名活動に賛同して活動を開始すると発表した。同社は「選挙活動において、立候補者、有権者双方にインターネットが有効に活用されることを支持する」と表明。
「MySpace」のトップページにヤフーが開設したサイト「来年も今年と同じ選挙でいいですか」にリンクするバナー「選挙をもっとネットで」を貼り付けている。
「モバゲー」も署名活動に賛同
また、ケータイ総合ポータルサイト「モバゲータウン」を運営する株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)も11月24日に署名活動を開始したと発表した。マイスペースと同様の形でヤフーのサイトに誘導する。
同社ではインターネットを利用した選挙活動が解禁されることにより、「ネット上で議論が活発に行われ、民意に近い政治活動が実現されることを期待」とコメントしている。
署名は来年の通常国会まで集められる予定で、世論がどの程度ネット選挙解禁を求めているか、ひとつの指標になる可能性もある。
マイスペース株式会社 プレスリリース株式会社ディー・エヌ・エー プレスリリース