大崎市の再生計画固まる
宮城県大崎市では、「大崎市震災復興計画(第一次案)」についての意見や提言を、パブリックコメント制度に基づいて市民から公募している。
この度の東日本大震災は、我が国の地震観測史上最大のものとなった。大崎市では震度6強を観測し、14名もの尊い市民の命が失われ、200名を越える人々が重軽傷を負った。住宅や店舗、事業所を始め、公共施設やインフラ設備などが甚大な被害を受け、電気・水道などのライフラインが停止するなど、市民生活の根幹を揺るがす前代未聞の事態となった。
「大崎市震災復興計画(第一次案)」は市民生活の一日も早い再建と都市基盤の復旧、地域経済の復興を果たし、市民が安心して暮らせる災害に強いまちづくりを進めるための取り組みだ。
復興理念は「真の豊かさ 連携と協働による大崎の創生」
復興計画の基本理念を「真の豊かさ 連携と協働による大崎の創生」とし、新しいまちづくりのための基本方針を4つ定めた。4つの基本方針とは、「生き生きとした暮らしの再建」「安全で安心なまちづくり」「誇りあるふるさとの復興」「連携と交流のある新たな大崎の再生」。
計画期間は、復旧期、再生期、発展期の3つに区分し、6年後の平成29年度を復興の目標に定める。
大崎市の再生は、ひいては日本の再生につながる。大崎市の再生と発展を市民の力で実現するためにも、パブリックコメント制度を利用して、市に対する積極的な意見提出を心よりお願いする。詳しい募集要項は、「大崎市震災復興計画(第一次案)」サイトで確認できる。
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