ネット献金 知事・市長に対象を拡大
楽天が運営しているネット献金サイト「LOVE JAPAN」で12月1日から都道府県知事への献金が可能になった。
同サイトは衆院選前の今年7月に開設され、これまで献金の対象は国会議員に限定されていた。
開設以来の個人献金総数は約380件と伸び悩んでおり、件数の増加を目的に「LOVE JAPAN 私のまちプロジェクト」と銘打ち、12月1日から対象を都道府県知事や政令指定都市の市長にも拡大。さっそく、大阪府の橋下徹知事と佐賀県の古川康知事への献金が可能になった。
他の知事や市長も続々参加
同社ではそのほかの知事や市長にも参加を呼びかけている。すでに20人近くが参加を表明。プロフィールを紹介するページがあり、今後、ネット献金が可能な知事や市長の数は増えることが予想される。
橋下知事と古川知事加わったことでネット献金が可能な政治家は国会議員も合わせて144人(非現職含む)になった。
ネット献金は1000円から可能で、上限は150万円。利用できるのは楽天系のクレジットカードのみだが、今後、決済方法を増やす考えだ。
楽天政治「LOVE JAPAN 私のまちプロジェクト」